こんぶにのブログ

エンジニアという職業を通して学んだことを発信するブログです。

技術は全く好きじゃないけど、頑張ってエンジニアをやっている自分が好きになってきた

技術への愛

一切ない。
もちろん、超絶つまらないとも思っていない。
他の仕事よりは自分に向いていると思う。
だからなんとか続けている。
レジでポイントカードスキャンしたり、新商品の品出ししたり、お客様にお叱りの言葉をいただいていたあの時代よりかは、楽しくやれてる。
前より楽しくやれてるとはいえ、仕事が出来るようになったとかそんなことはない。
今も特別仕事ができるわけではない、どちらかというと無能な方のSESエンジニアではある。
そして、別に技術やプログラミングが大好きってわけではない。

何が自分に向いているのか

他の仕事より自分に向いていると思うのは、勉強した分だけ分かること・出来ることが増えて、評価してもらえるから。
もちろん技術だけじゃ絶対ダメ。全然足りない。
エンジニアっていったって社会人で、他の人と一緒に仕事をする人間の一人には変わりないから、
そのへんの常識とか、最低限の営業力とか、雑に言うとコミュ力とか、
上を目指すなら、必ず必要になってくる。(技術だけしかできないエンジニアというのはあまり見たことがない)
それでも、技術について色々知っていて、出来ることや作れるものが多くて、その知見があるというのは評価してもらえる。
また、上流工程に行けたり、マネジメント的立場が出来れば、給料も高い。
フリーランスなんかも単価が高く、選択肢の一つではあると思う。
だから、努力がある程度実る仕事だと思う。
(そこに最低限の社会人としての力があれば、なお良い。)

熱量

気が付いたら夢中で!!
休みの日もやりたくなる!!
コードを読むのが好き!
新しいことを学ぶのが好き!!
技術書読み漁り!!
一切ない。 それでも、そんな状態でも勉強を続けている。
上述の通り、努力が実りやすい仕事だから。

勉強も楽しくはない

平日の業後。土日の何時間か。
技術書をここまで進めるぞ
何月までにこの資格を取るぞ
現場から学んだ技を使ってアプリを作ってみるぞ
たまに技術ブログ読むぞ
これくらいのものではあるが、コツコツやっている。
ただ、いかんせん楽しくはない。
やはりどこまでいっても「あぁ、勉強だな」と感じてしまう。
楽しくて趣味で気付いたら夢中になっていれば、もっと吸収力も理解力も集中力も上がるだろうなと思う。
そんな状態でも勉強をしないよりかはマシと思ってやっている。
勉強をしなかったエンジニアの未来は明るくはないと思う。
一生同じ企業に勤めるのであれば、全然大丈夫だと思うけど。
他の道が選べなくはなる気がする。
何かあったとき、それなりの技術力があれば道を選べるし、
同じ会社にとどまるにしろ、色々出来て損はないはず。
少なくとも、何も勉強しないよりかはマシな未来がありそうだ。

勉強をするとどうなるか

このエンジニアの世界で勉強をするということの意味として、
何より自分の力になるし、おまけで人からの評価ももらえる。
だから、勉強をする。
力があれば、色々わがままを通せるようになる。
支配とかそんな話ではないけど、発言力向上だったり、周りの人からの見る目が少し変わるはず。
自分の意見にみんな耳を傾けてくれるようになるかもしれない。
そんな状況なら自分の意見が通りやすくなるかも、働きやすさが上がるかもという意味でわがままを通せる確率が上がる。
今よりは明るい未来が近づくことを信じて、少し苦しくても勉強を続けている。

そんな自分をどう思うか

これがタイトルにつながるのだが、
最近、こんなに頑張っている自分が好きになってきた。
いつもエンジニアの世界に浸っていると、
「勉強するなんて当たり前。土日返上当たり前。勉強勉強技術技術勉強勉強」
という同調圧力を気付かず受け入れている自分がいて、
この年で日々コンスタントに勉強をしていることは結構レアな人種だ、ということに気付かなかった。
エンジニア以外の人の休日の過ごし方を聞いたり、SNSやらテレビやらを見ていると気付かされる。
「大人になると勉強ってしない人のが多いんだ」
別に勉強をしていることは全く偉くない。
してないから悪いとか一切ない。
勉強は自分のためにやるものだから、人に自慢したりするための道具ではない。自己満足だ。
ただ、そんな「しなくてもいい大変なこと」を一生懸命毎日コツコツやっている自分に感動してしまう。
学生時代そこまで勉強してきたわけでもない、宿題をこなすので精一杯だった自分が、
何かの目的のために自主的に勉強をしている。
そんな自分を好きになってきた。
だってこんなにも頑張っている。
本当はもっと映画も見たい。漫画も読みたい。なんなら働かずにゆっくり過ごしたい。
それでも己に課した小さな試練を、毎日少しずつこなしていく。
そんな自分を褒めてやりたい。
エンジニアという世界にがんばって食らいつこうとする自分を、応援してやりたい。
そんな気持ちになってきた。
だから、エンジニアをやっててよかったなと今はそう思える。

結果を出そう

勉強をしたことが一番活きる瞬間
それは結果を出した瞬間だと思う
自分の場合はまだ結果を出せていない。
技術力で賞賛されたこともないし、給料だって初任給と大して変わってない。
こんな現状を打破するために、これからも頑張ろうと思う。
自分をもっと好きになれるかもしれないし。