こんぶにのブログ

エンジニアという職業を通して学んだことを発信するブログです。

文系卒計算苦手エンジニアが基本情報に受かったけど、二度と受けたくはない話(一回落ちてます)

なんとか受かったけど…

先日、基本情報技術者試験を受けてきました。

konbuni.net

受験終了後、一番最初に思ったのは 「やっと終わったーー!!!!」 基本情報は試験勉強がすごく辛く、試験自体もすごく辛かったです。 それらすべて含めて二度と受けたくない、心の底からそう思います。

二度と受けたくない理由

勉強が辛い

とにかく、これが一番の理由です。 勉強の中でも特にきつかったのが計算問題でした。 少し前に基本情報は午前・午後から科目A・Bという風に大きく変更があり、科目A(午前)の計算問題の比率が上がりました。 私の場合、これがとにかく悪い方向に向かいました。 練習問題の時点で、正解を見ても分からないことがほとんどで、 何も見ずに正解することはほぼない状態でした。 練習問題で計算問題に出会い、解けない度に「これ、本当に受かるの?」と不安になりました。 特に公式を応用したり、基本的な数学の考え方(これはこれの何倍だからこういう風で…みたいな)が全然できず、大変苦戦しました。 本試験の時も、「これ科目A落としたんじゃ・・・」というくらいぼろぼろでした。 実際計算系はほぼ落としてたんじゃないかと思います。(点数も6割ギリでした。)

加えて、範囲が広いというのもあります。 計算問題にしても覚える公式がすごく多いですし、そのまま公式を覚えてもダメです。 公式を変形させて考える問題もあります。(総費用と変動費率とか) 暗記系はまだ仕方ないと思うのですが、計算問題の範囲まで広いのは本当にきついです。 どれかひとつ出来ても他が出来なければ…というところもありますし、 さらに、計算苦手な人は練習で出来ても本番で出来るとは限りません。

だからこそ暗記分野は徹底的に!と挑んでみても、こんなにいっぱい…となってしまいます。 これもまた辛い。

試験自体が辛い

試験が結構ハードです。 90分で科目A 60問を解く 10分休憩 100分で科目B20問を解く 計200分です。 休憩があるのはすごくありがたいです。 ただ、そんなに自由度があるわけでもないので、ちょっとした気分転換くらいな感じです。 特に午後ですね。アルゴリズム…。 時間がない急げ急げ!が100分続きます。 もう本当に脳が焼き切れてしまうんじゃないかというくらい。 終わった後はぐったりです。 受けてる途中に「落ちたらまたこれを受けるのか・・・」と思ってしまうほどにはつらいです。

取得したことが大したメリットにならない

基本情報技術者はエンジニアだと持ってる人が、結構ざらにいます。 エンジニア業界での経歴書に取得資格として書いたところで「お!この資格持ってるんだ!すごい!」となることは無いと思います。 私がこんな大変な思いして取ってる資格を、みなさんさらっと持ってます。 (計算得意な方は多分、結構楽に取れると思われる…) 応用情報の場合、取得すればさらに上の高度試験において免除される項目がありますし、持ってる人も意外と少ないので基本情報よりは取得メリットが大きいと思います。

感想

初心者向けの資格じゃないし、取るの超大変

しっかり合格しようと思って勉強すると、いかに取得が大変か分かりました。 特に私のように計算が苦手な方、アルゴリズムが苦手な方は大変苦労されるかと思います。 私は二度と勉強したくないし、受験もしたくないです。 ただ、こんなに計算が出来ない私でも頑張ればギリギリ取得できる資格なんだよ、というのをお伝えしたいです。 うまくバランスを考えてくれているのかもしれないですね。

どうしても受からない方はいっそ、応用情報を受けてしまうのも手かと思います。 過去問道場の掲示板なんかを見てると、基本情報は全然受からないけど、応用情報は取れたって人も見かけます。

私はステップアップとして、次は応用情報を受けたいと思います。 春に向けて頑張ります!!